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2025.08.21 15:25
塚本直樹
ロシアは現地時間8月20日に「Soyuz」(ソユーズ)ロケットでマウスやショウジョウバエ、さまざまな微生物などを搭載した衛星を打ち上げた。米メディアSpace.comが報じた。
打ち上げられた衛星「Bion-M No.2」には、75匹のマウス、1000匹のショウジョウバエ、微生物、培養細胞、植物の種子が搭載された。これらのペイロードは1カ月間地球を周回し、宇宙空間が生物に与える影響を調査する。
Bion-M2は、ロシアの宇宙医学研究「Bion」シリーズの2番目のミッション。2013年4月に「Bion-M」が打ち上げられ、「げっ歯類、両生類、爬虫類、甲殻類、軟体動物、魚類、昆虫、バクテリア、植物および動物の細胞培養」などが宇宙に送られた。
Bion-M2はBion-Mとは異なり、地球の両極の上空を通過する軌道を飛行する。より多くの宇宙放射線にさらされることになる。ミッションが終了すると、カプセルはパラシュートで地球へ帰還し、研究所に運ばれる。
このような研究はロシアが深宇宙、特に月への有人探査に備えるために計画されている。ロシアは2030年代に有人の月面基地を設置する、中国が主導する「国際月面研究ステーション」(ILRS)にパートナー国として参加している。
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Space.com
