人気女性アイドルグループ、FRUITS ZIPPERが2、3日の両日にわたり、さいたまスーパーアリーナで3周年公演を開催し、計5万人を熱狂させた。体調不良で療養中の月足天音(25)が長期休業を余儀なくされた中で6人は月足のぬいぐるみを手にライブに臨み、「心は一つ」と7人組であることを強調。さらに、念願の東京ドーム公演を来年2月1日に初開催すると発表し、会場を絶叫の渦に巻き込んだ。
最終日を迎えた3日のアンコール。巨大スクリーンに「東京ドーム 2026・2・1」の文字が浮かび上がる。その瞬間、6人は輪になって抱き合い号泣。メンバーにはサプライズだった。すすり泣く声がマイクを通して響く中、2万5000人の「おめでとう」コールが鳴り止まない。
ライブ前の会見でドーム公演を目標に掲げていた鎮西寿々歌(26)は「もっともっとみんなにいい景色を見せたいと思ってたので本当にうれしい」と喜びをかみしめた。グループ史上最多となる1公演5万人動員の夢ステージだ。
ライブはヒット曲「かがみ」でスタート。ビル4階の高さからゴンドラで降下して登場するド派手演出でノッケから大盛り上がりは最高潮に達した。
続く「NEW KAWAII」では総立ちの2万5000人と歌い踊り、アリーナが揺れに揺れた。仲川瑠夏(28)は「3年前、恵比寿CreAtoのデビューライブが150人だったので、この光景はすごい」と大感激だ。
MCでは鎮西が月足のぬいぐるみを抱えて本人のものまねで「月足天音です」と紹介し、「7人で皆さんを楽しい時間に巻き込みます」と宣言。「〝かわいい〟だけじゃなくカッコいい姿も魅せたかった」とキュートなドレスだけでなく、黒を基調としたアダルトなコスチームを初披露した。
さらに新曲「ふるっぱーりー!」「ピポパポ」やTikTokで総再生回数30億を記録して2023年の日本レコード大賞最優秀新人賞に輝いた「わたしの一番かわいいところ」など、3時間半で31曲を歌い踊る大ボリュームで沸かせた。
初ドーム公演の前にかなえなければいけない目標がある。最後に仲川は「今年の年末は絶対みんなに紅白歌合戦で歌う姿を見せる」と力を込め、「アジアツアーも決まったので、次はヨーロッパや世界へ行きたーい!」とさけんだ。さらなる夢をかなえるため〝7人〟は走り続ける。
