9月に北京で開く第2次大戦戦勝80周年の記念イベントで、ロシアのプーチン大統領とトランプ米大統領が会談する可能性があると、ロシア大統領府のペスコフ報道官が述べた。同報道官の発言は国営タス通信が報じた。
トランプ氏から、中国訪問の計画についてまだ何の示唆も受け取っていないと、ペスコフ氏は説明。プーチン氏は訪問を準備しているという。
一方、ロシアはミサイルとドローンで再びウクライナを攻撃した。
ウクライナ防空部隊が21日、ソーシャルメディアのテレグラムに投稿したところによると、ロシアはウクライナ中部や西部を標的に極超音速弾道ミサイル「キンジャール」を含むミサイルとドローンを発射した。キーウで少なくとも1人が死亡し、「複数の負傷を負った」1人が病院に搬送された。
キーウでは複数の地区で、住宅建物などで火災が発生した。市民が空襲を避けるための防空壕として利用している地下鉄駅の入り口も損傷したと市当局が発表した。

ロシア攻撃の被災現場で活動するウクライナ救急隊員ら(21日、キーウ)
Photographer: Oleksii Filippov/AFP/Getty Images
英国とドイツは21日、ウクライナ向けに防空システムの追加供給を約束する見通し。英国はまた、プーチン氏を交渉の席に着かせようと、ウクライナの武装を急速に強化する「50日計画」を推進している。
ウクライナもロシアをドローンで攻撃し、モスクワ周辺の空港は閉鎖を余儀なくされた。インタファクス通信がロシアの連邦航空運輸局の情報として報じたところによると、21日朝にはこれらの空港は運航業務を再開した。
ロシアはここ数週間、ウクライナに対する空襲を激化させている。今月9日には過去最大規模となる728機のドローンを発射し、住宅建物やインフラを破壊した。国連によると、6月に戦争関連で死傷したウクライナ民間人の数は死者が232人、負傷者が1343人に上り、過去3年で最多だった。
ウクライナのゼレンスキー大統領は先週末、ロシアと今週会談を開くことを提案した。トランプ氏はプーチン氏が50日以内に停戦に同意しない場合、ロシアについて100%の「2次関税」を課すと警告した。
原題:Russia Strikes Ukraine With Drones and Missiles, Killing One(抜粋)
Putin May Meet Trump in China If He Comes, Peskov Says: Tass(抜粋)
