県内は湿った空気の影響で大気の状態が非常に不安定になり、15日夜から断続的に非常に激しい雨が降りました。
雨はいったん小康状態になる見通しですが、17日にかけて大雨になるところがある見込みで、気象台は土砂災害や低い土地の浸水、川の増水に十分注意するよう呼びかけています。

気象台によりますと、日本海にある低気圧や高気圧の縁を回って流れ込む暖かく湿った空気などの影響で、県内は大気の状態が非常に不安定になっています。

午前11時までの24時間に降った雨の量は、
▼静岡市井川で272.5ミリ、
▼富士市で150ミリなどとなっています。

雨のピークは越え、16日明け方ごろにかけてはいったん小康状態になる見通しですが、その後、湿った空気が流れ込み、17日にかけて大雨になるところがある見込みです。

▼16日昼までの24時間に降る雨の量は、いずれも多いところで、県内全域で100ミリ、
▼17日昼までの24時間には県内全域で200ミリと予想されています。

気象台は、土砂災害や低い土地の浸水、川の増水に十分注意するとともに、竜巻などの激しい突風や落雷に注意するよう呼びかけています。

【富士市で冠水】
午前9時ごろの富士市内の映像です。

富士市伝法にある市道、「弥生線」の道路が冠水して通行止めになっています。

道路手前には「冠水のため全面通行止」と書かれた看板やコーン標識が立てられ、車が入れないようになっていました。

また、市内を流れる潤井川の水位が橋のすぐ下まで上がって、茶色く濁った水が流れている様子が確認できました。

【静岡 駿河区 竜巻などの突風が発生か】
また、静岡市駿河区では14日夜、竜巻などの突風が発生したとみられます。

このうち駿河区泉町では、駐車場に止められていた軽自動車が横倒しになるなどの被害がありました。

警察によりますとけがをした人はいないということです。

気象台は突風の被害とみて、15日、現場を詳しく調べることにしています。

【静岡 駿河区新川の住宅街では】
突風と見られる被害のあった静岡市駿河区新川の住宅街では、一夜明けた15日朝、割れた瓦が住宅の脇に集められていました。

また、近くの別の住宅は、屋根瓦の一部がはがれていました。

近くに住む30代の女性は、「窓から見たら竜巻のようなものが駐車場に見えた。何か黒いものを巻き上げながら駅のほうに動いていった。自宅の窓も揺れたので、こちらに向かってきたら家が大丈夫かなと思い、心配だった」と話していました。