
2025年、NHK長崎は「被爆80年プロジェクト」として各種コンテンツを発信。7月から8月にかけては「被爆80年 長崎アーカイブス特集」ということで、NHKが制作した長崎の原爆をテーマにした番組を厳選し、再放送します。
※番組の放送は変更となる場合があります。
※長崎県内だけの放送です。
7月5日(土) 総合
午前10:05~11:25

ETV特集
「“焼き場に立つ少年”をさがして」
(※初回放送日:2020年8月8日)
原爆投下後の長崎を訪れた米軍カメラマン、ジョー・オダネルが撮影した「焼き場に立つ少年」。近年ローマ教皇によって取り上げられたことで世界から注目を集める写真だ。しかし撮影から75年経つにも関わらずその撮影日時や場所は謎に包まれたまま。番組では米軍が戦後九州で撮影した約4千枚の写真を主な手がかりに写真を多角的に分析。原爆孤児らの証言をひもときながら「焼き場に立つ少年」が生きたはずの戦後の日々を見つめる。

ドキュメント20min
「渋谷に、核が落ちたら。」
(※初回放送:2024年10月6日)
中村涼香さん、24歳。ふだんはカフェめぐりやおしゃれが好きなイマドキの若者だ。この夏、渋谷のスクランブル交差点でスマホをかざすと、AR技術で画面越しに原爆のキノコ雲が見え、あたかも渋谷に核が落ちた体験ができるプロジェクトを実行した。「不謹慎だ」などといった批判の声も受け止めながら、実現に向けて動く中村さん。その背景にはこれまでの生い立ちから培われた、核廃絶への思いを伝えることへの危機感があった。
7月12日(土) 総合
午前10:05~11:32

ETV特集
「“ナガサキ”の痕跡と生きて
~188枚の“令和 原爆の絵”~」
(※初回放送:2022年9月9日)
NHKと長崎原爆資料館が昭和・平成に続いて去年、募集を行った「令和原爆の絵」。被爆者たちが描いた絵には原爆の悲惨さだけでなく、戦後の人生がにじみ出ていた。船員として世界を旅し、アメリカへの憎しみを抱き続けてきた男性が人生の航海の末に辿りついた戦争の意味とは。防空壕で見た夫婦の姿を心に背負ってきた女性が、描くことを決めた理由とは。核の脅威が高まる今、壮絶な光景の絵で孫と対話した89歳の思いにも迫る。

Where We Call Home
~幸せは雲の上 希望の光を信じて歌う~
(※初回放送日:2023年9月26日)
ウクライナ出身の男性ヴォーカルユニットのアレクさんとヴァディムさん。長崎県のテーマパークで活動中、ロシアによる侵攻で帰国が困難に。今も日本で音楽活動を続けている。そんな折、佐世保市のイベントで「上を向いて歩こう」を歌うことに。被爆から復興した長崎のように、祖国が戦禍を乗り越え、平和な日々が訪れることを願い、舞台に立つ。
7月19日(土) 総合
午前10:05~11:40

目撃!にっぽん
「ある証言集 その“影”に
~長崎原爆 元看護婦たちの歳月~」
(※初回放送日:2019年9月29日)
長崎に原爆が投下された直後、被爆者の救護にあたった看護婦たちの証言集『閃光の影で』(1980年)。しかし、証言を寄せたのは、50名ほどだけ。長崎には、九州を中心に全国各地から500名近い日本赤十字社の看護婦たちが入り、救護にあたっていたが、その多くが凄惨な記憶を語ることがなかった。なぜ彼女たちは口を閉ざしていたのか。戦後、何を背負って生きてきたのか。看護婦たちを一人一人訪ね、秘められた思いに迫る。

ETV特集
「救うことで救われる
~日本被団協 原爆被害者の闘い~」
(※初回放送日:2025年2月15日)
去年、ノーベル平和賞を受賞し、「抵抗し続ける力の象徴」と賞された日本被団協。その闘いはいかなるものだったのか。初代事務局長を務めた藤居平一は120時間に及ぶ音声記録の中で、被団協結成から運動分裂に至る経緯、そして救済を巡って生まれた日本政府との軋轢など、知られざる内実を語っていた。被爆者たちは何と闘い続けたのか、そしていかにして世界を動かす力を得ていったのか、日本被団協の歩みに迫る。
8月2日(土) 総合
午前10:05~11:35

NHKスペシャル
「“あの子”を訪ねて
~長崎・山里小 被爆児童の70年~」
(※初回放送日:2015年8月9日)
「ぼくの手はすっかり焼け、皮がなくなって、赤い肉が出ていた」「一面に血が流れていて、その中に、母のすっかり変わった顔がありました」。手記を残した37人をNHKでは継続的に取材してきた。今年再び彼らを訪ねると、見えてきたのは、70年たっても癒やされることのない原爆の傷跡だった。被爆したことを周囲に話せず、ひっそりと生きている男性。家族のひと言に深く傷ついている女性。被爆者の70年の人生に耳を傾ける。
