公開日時 2025年06月28日 07:36更新日時 2025年06月28日 08:12
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プーチン大統領(ロイター=共同)
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共同通信
【モスクワ、キーウ共同】ロシアのプーチン大統領は27日、訪問先のベラルーシで記者会見し、ロシアとウクライナが今月2日にそれぞれ提示した和平案の内容は「全く正反対だ」と指摘した。ウクライナとの次回直接交渉は、和平案を議題とし、双方の立場の隔たりを埋めることを目指すものになると述べた。
直接交渉が実施されれば5月以降で3回目となる。プーチン氏はトルコ・イスタンブールで開催する用意があるとし、日程は調整中と説明した。ロシアは一方的に併合したウクライナ東部・南部4州のロシア領承認などを要求しており、和平案の議論は難航が予想される。
ウクライナのウメロフ国防相は26日、記者会見し、ロシアとの直接交渉は「ウクライナの主権を尊重した上で行う必要がある」と述べた。「ウクライナは米国が提案する全面的な停戦を当初から支持している」と強調。高官レベルの交渉から早期に首脳会談へと移行したい考えを示した。
プーチン氏は、ロシア側は既にウクライナ兵6千人以上の遺体を引き渡したが、さらに約3千人の引き渡しの用意があると表明した。人道的問題は実質的な議論の条件を整える上で重要だと強調した。
プーチン氏はまた、ロシアの防衛支出が国内総生産(GDP)の6・3%を占めるのは「多い」とし、防衛支出を減額する計画だと述べた。