福岡管区気象台は27日、県内を含む九州北部地方が梅雨明けしたとみられると発表しました。

統計開始以来、最も早い梅雨明けで、6月の梅雨明けは初めてだということです。

梅雨が明け、夏らしい暑さとなった長崎市内。

稲佐山公園では、多くの猿や鹿が日陰に。水を飲む姿も見られました。

27日も県内は気温が上がり、島原市や長崎市、佐世保市など7つの地点で30℃以上の「真夏日」に。

大浦天主堂などの観光名所が近くにあるグラバー通りでは、多くの観光客が日傘をさしていました。

(神奈川から)
「とても暑い。暑くて観光もしづらいというのを家族と話していた。子どもも暑くてバテているので、日傘や帽子は欠かせない」

(東京から)
「これ以上暑くなるのはつらい。昼間出かけられない。夕方や夜に出かけないと。最近、暑すぎる」

暑さをしのごうと人気が高まるのが、“冷たい物”。

長崎市築町の専門店「雪氷 らんかん」では、雪のようにフワフワとした食感の氷のスイーツを扱っています。

(雲仙市から)
「暑かったので来た。とてもおいしい」

(雪氷 らんかん 横尾 悦二代表)
「毎年、たくさん来てくれる。(頭が)キーンとくるような氷は出していない」

夏は県産の桃をふんだんに使用したスイーツを、買い求める人が多いそうです。

離島でも涼を求める様子が…。

五島市の著名な海水浴場のひとつ「香珠子ビーチ」。

隣接する五島椿物産館には、27日も観光客らが訪れていて、売り場のソフトクリームをほおばっていました。

27日午前、福岡管区気象台は九州北部地方が「梅雨明けしたとみられる」と発表。

1951年の統計開始以来、最も早い梅雨明けとなりました。

梅雨の期間は、わずか19日です。

長崎地方気象台の武次 良孝 統括予報官は、梅雨明けの早さの要因のひとつに「海面水温」の上昇が挙げられるとしています。

(長崎地方気象台 武次 良孝 統括予報官)
「海面水温が高いと、積乱雲が発達しやすくなる。今年は、積乱雲の活動が活発になって、ここで発生した上昇流が太平洋側で下降。この下降気流によって、太平洋高気圧の勢力が強まったのがひとつの要因」

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