トランプ米大統領は、カナダとの貿易協議を全て打ち切ると表明した。カナダがデジタルサービス税の導入に動いたためとしている。トランプ氏は、1週間以内に新たな関税率を設定すると警告した。
トランプ氏は27日、ソーシャルメディアへの投稿で、「この極めて不当な課税に基づき、カナダとの全ての貿易協議を直ちに打ち切る。米国との取引に際してカナダが支払うことになる関税については、今後7日以内に同国に通知する」と記した。
カナダのカーニー首相の事務所および財務省からはこれまでコメントを得られていない。
トランプ大統領による上乗せ関税の一時停止措置が終了する7月9日を控え、多くの国が米国と交渉を進めている。だがそうした国々にカナダとメキシコは含まれていない。両国に対しては、合成麻薬フェンタニルの密輸や移民問題を理由に今年に入り関税が課されており、別枠で協議が行われている。
ベッセント米財務長官は26日、米議会共和党が大型税制法案から「報復税」を削除する見返りに、主要7カ国(G7)が米テクノロジー企業に対するデジタルサービス税を停止すると述べた。だがG7各国がこの取り決めに同意したかは不明だ。カナダもG7に含まれる。
カナダはデジタルサービス税を導入する構えであり、最初の支払いの期限は30日となっている。
原題:Trump Ends Trade Talks With Canada, Threatens to Set Tariff (1)(抜粋)
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