日本航空(JAL)とイオン北海道(札幌市)の「廃食油リサイクルプロジェクト」が24日、苫小牧市柳町のイオン苫小牧店で始まった。同店一階サービスカウンター付近に廃食油の回収場所を設置し、集めた油を持続可能な航空燃料(SAF)の原料に活用する。

廃食油回収をPRする武部選手(左)
二酸化炭素の排出量削減につなげようと、廃食油をリサイクルしてSAFを製造する、JALの「すてる油で空を飛ぼう」プロジェクトに、イオン北海道が参画して廃食油を回収している。昨年9月に千歳店で、同10月に旭川店で、それぞれ開始。24日は新たな回収拠点として、苫小牧店と札幌元町店(札幌市東区)を加えた。
初日はJALのオリジナル回収ボトル(220円)を無料で配り、取り組み開始をアピールした。両者の従業員をはじめ、JALとオフィシャルパートナー契約を結ぶレッドイーグルス北海道の入倉大雅、武部太輝両選手、マスコットキャラクター「鷲斗くん」が、買い物客らにJALボトルを手渡しながら事業概要を説明した。市拓勇東町の主婦佐藤綾香さん(35)は「いい取り組み。廃食油は捨てていたけど、今度から持ってくる」と話していた。
回収するのは常温で液体の植物性油で、サラダ油、ごま油、オリーブオイルなどで、回収には繰り返し使えるJALボトルを推奨している。JAL北海道支社営業部の小川弘統括マネジャーは「油の約8割が燃料にリサイクルされる。未来の子どもたちのために、住みよい環境を整えることができたら」と話していた。
