鹿児島から「地球にいいこと、人にいいこと」について考えます。
城山で育てるミツバチに、垂水の食材を使った地産地消のフェア、鹿児島市のホテルが行う持続可能な環境への取り組みとは。

■切れ端も無駄にしないおもてなし

6月1日。鹿児島市の城山の森に子供たちの姿がありました。城山ホテル鹿児島が行っている「みつばちプロジェクト」です。

(城山ホテル鹿児島・牧香里さん)
「蜂が集まる森は環境が整った住みやすい森ということで、蜂を集めて潤いのある森を作っていこうと」

城山は市街地の中心部にありながら、温帯性と亜熱帯性の植物が自生する貴重な自然林を有しています。この豊かな自然を次の世代へ引き継ごうと5年前から取り組んでいます。

毎年3月8日「みつばちの日」にホテルの敷地の森に巣箱を設置します。

(養蜂家・高野裕志さん)
「下に卵を産んで2段目に蜜をためる」

3つの箱で約15万匹のミツバチを管理しています。子供たちは、巣からはちみつを採る作業を体験。3か月たった巣には、たっぷりの蜜がつまっています。

(女の子)
「おいしい、甘い」

(男の子)
「楽しかった」

(親)
「なかなか大人でもみることができないので、それを子供に見せることができたというのは良かった」

子供たちが採った「城山の純粋ハチミツ」。ホテルのレストランで楽しめます。

甘いチョコレートでコーティングされた、こちらのスイーツ、その名も「ちょこまる」です。ケーキなどスイーツの切れ端で作られた一品です。

(城山ホテル鹿児島・佐藤弘和シェフパティシエ)
「どうしても廃棄しないといけない部分が、たくさんある。自分たちが仕込んだので余すことなく使いたい」
       
ホテル業界で課題となっている食品ロス。食品ロスとは、まだ食べられるのに廃棄される食品のことです。「食品ロスを減らしたい」そんな思いで開発したのが、ちょこまるです。

(城山ホテル鹿児島・佐藤弘和シェフパティシエ)
「我々は切れ端ではなく貴重な食材として捉える。そこにいろんな食材を入れて商品として高める。なくてはならない食材」    
     
材料となる切れ端がないと作れないので、店頭に並ばない日もあるんだそう。食品ロスの削減から生まれた貴重なスイーツです。

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