
中国国家統計局が27日発表した4月の工業部門企業の利益は前年同期比3.0%増と、3月の2.6%増から伸びが加速した。写真は中国浙江省湖州市の工場で2018年8月撮影(2025年 ロイター)
[北京 27日 ロイター] – 中国国家統計局が27日発表した4月の工業部門企業の利益は前年同期比3.0%増と、3月の2.6%増から伸びが加速した。
米国との貿易摩擦や国内のデフレ圧力長期化にもかかわらず、中国経済が底堅いことが示された。
ユーラシア・グループの中国担当ディレクター、ダン・ワン氏は、政府による政策支援がうまくいっているようだと述べた。
1─4月の工業部門利益は前年同期比1.4%増の2兆1000億元(2922億8000万ドル)。1─3月は0.8%増だった。
1─4月の工業部門利益の内訳は国有企業が4.4%減、民間企業が4.3%増、外資系企業が2.5%増。
工業部門利益統計は、主要事業の年間売上高が2000万元以上の企業を対象としている。
国家統計局は「安定した利益成長の基盤はまだ強化される必要がある。世界的な不確実性、不十分な需要、価格下落が引き続き回復の重荷となっている」と指摘した。
INGの大中華圏担当チーフエコノミスト、リン・ソン氏は「厳しい環境にもかかわらず、製造部門企業が前年比8.6%の増益を達成したことは心強い」と指摘。「しかし、厳しい価格競争に直面している自動車など、より大きな困難に直面している産業もある」と語った。
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