16日の欧州債券市場は、欧州中央銀行(ECB)の追加緩和を市場が織り込んだことから、ドイツ債が全体的に上昇した。
ドイツ10年債利回りは3ベーシスポイント(1bp=0.01%)低下し2.59%となり、1週間ぶりの低水準をつけた。市場はECBが年末までに52bpの利下げを実施すると見込んでいる。見通しは15日時点より2bp拡大した。
ECBの首席エコノミスト、フィリップ・レーン氏は、現在の貿易混乱の潜在的な影響を把握する試みとして、ECBが来月の四半期経済見通し発表の際に、ユーロ圏経済に関する追加シナリオを公表すると述べた。
英国債のイールドカーブはツイスト・フラット化した。2年債利回りは2bp上昇して4%となった一方、30年債利回りは2bp低下し5.39%となった。
欧州株は、投資家が米中貿易交渉に注視する中、週ベースでは5週連続で上昇した。予想を上回る結果となった企業決算を好感した。
ストックス欧州600指数は0.4%上昇し取引を終えた。消費財部門が好調で、リシュモンは傘下の「カルティエ」の根強い人気を背景に、2025年3月期通期の売上高の増加を発表し、6.9%急騰した。医療と不動産部門も上昇した一方、鉱業とテクノロジー株は落ち込んだ。
5月16日の欧州マーケット概観(表はロンドン午後6時現在)株終値前営業日比変化率ストックス欧州株600549.26+2.31+0.42%英FT1008,684.56+50.81+0.59%独DAX23,767.43+71.84+0.30%仏CAC407,886.69+33.22+0.42%債券直近利回り前営業日比独国債2年物1.86%-0.03独国債10年物2.59%-0.03英国債10年物4.65%-0.01
原題:Bunds Outperform Treasuries, Gilts Mixed: End-of-Day Curves、European Stocks Post Fifth Week of Gains as Trade Tensions Ease(抜粋)
これはブルームバーグ・オートメーションを利用して作成した記事です。
