公開日時 2025年04月28日 05:00更新日時 2025年04月28日 06:50
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当選確実の報道を受け、万歳する中村正人氏(中央)と支持者ら=27日午後10時49分、うるま市みどり町の選挙事務所
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琉球新報朝刊
任期満了に伴う、うるま市長選は27日投開票され、無所属現職の中村正人氏(60)=自民、公明推薦=が2万5699票(選管最終)を獲得して2期目の当選を果たした。前県議で無所属新人の照屋大河氏(53)=共産、立民、社民、社大推薦、前県議会副議長で無所属新人の照屋守之氏(69)を破った。次点の大河氏に6974票差をつけた。国とのパイプを強調して市政継続を訴え、支持された。投票率は過去最低の53・88%だった。
中村氏は「人が輝き、ありのままが感動を生む町を市民と一緒につくっていく」と決意を述べた。
主な争点は経済政策、地域振興、教育・子育て支援、米軍や自衛隊の課題を巡る安全保障観など。中村氏は市総合体育館や火葬場、給食センターなどの老朽化施設の建て替えといった大型事業を進め「経済が福祉を支える好循環の社会をつくる」と訴えてきた。

県政野党の自民や中立の公明などは今年に入り沖縄市長選、浦添市長選の勝利に次いで県内第3の人口を擁するうるま市での首長選も勝ち取り、今夏に予定される参院選、2026年の知事選に向けて弾みをつけた。大河氏の敗北により、玉城デニー知事を支える政治勢力「オール沖縄」の県政与党は態勢立て直しを迫られる。
投票率は、コロナ禍の影響もあり過去最低だった前回2021年選挙の55・49%を1・61ポイント下回った。
当日有権者数は9万8269人(男性4万8572人、女性4万9697人)。(’25うるま市長選取材班)
中村正人氏(なかむら・まさと) 1965年3月生まれ。うるま市田場出身。日本文理大卒。98年に旧具志川市議選で初当選。市議6期目の2021年にうるま市長選に立候補し、初当選した。
