草木ひなの「負けられないという思いと、でも負けないぞという思い」

現地時間午後3時半過ぎに始まった女子準決勝は、前日の準々決勝を通過した16人が2ヒートに分かれ、45秒間でパーク内を自由に滑走する「ラン」3本を行った。

準々決勝を2位で通過し、好調ぶりを覗かせていた草木は、第2ヒート7番滑走で登場。1本目で86.82点の高得点をマークして首位に立ち、その後、同組で滑走したスペインのナイア・ラソが2本目で88.21点を得て草木を上回ったものの、草木は2位で危なげなく決勝進出を決めた。

一方、13歳の長谷川は、3本目の時点で決勝進出圏外の9位に沈んでいたが、3本目で力強い滑りを見せ83.10点。4位に浮上して決勝行きが決まった。

準決勝後、草木はOlympics.comのインタビューに応え、「1本目、ロックンロールスライドという技がぎりぎりになってしまったんですけど、そこでちゃんとフルメイク(最後まで滑りきることが)できたのはよかったです」と笑顔を見せた。

決勝では8人中4人を日本代表選手が占めることになる。パリ2024オリンピックまでの予選大会では、開心那、四十住さくら、そして草木の3人が決勝の常連として定着してきた。今大会では開、四十住が出場していないものの、国際競技連盟のワールドスケートが主催する大会ですでに表彰台経験者の13歳の長谷川をはじめ、初めて決勝に進む菅原、貝原が名前を連ねている。

新たな決勝の顔ぶれに草木は、「負けられない思いの方が強い」とコメント。「今まで、さくらちゃんと心那ちゃんと合わせて3人、プラス瑞穂が入ってくる感じだったんですけど、芽依とあさひさんが出てきて、ちょっとプレッシャーもあります。負けられないという思いと、でも負けないぞという思い」と、新たなメンバーの存在に刺激を受けていることを語った。

世界王者が誕生する女子決勝は22日現地時間18:15(日本時間翌1:15)に予定されている。草木は、「楽しんで滑っている自分を見せたいのと、みんなから『ひなのやっぱりかっこよかったね』って思われる滑りがしたいです」と意気込みを語った。

決勝の模様はワールドスケートのウェブサイトでライブ配信が予定されている。

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