インドネシアと米国は貿易・投資パートナーシップに関する交渉を60日以内に完了させる方向で合意した。訪米中のハルタルト調整相(経済)が明らかにした。
東南アジア一の経済大国であるインドネシアは、自国の輸出品に対する米関税強化の回避を目指している。
ハルタルト氏はジャカルタ時間18日午前に米国から行ったオンライン記者会見で、インドネシアが米国に輸出する繊維や家具、エビなど主要20品目について、競合国と同等水準のバランスの取れた関税が適用されることを期待していると述べた。

ハルタルト調整相(経済)
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その見返りとして、インドネシアは重要鉱物へのアクセスに関する協力や、米国からの園芸農産物の輸入手続き簡素化を提案。
また、貿易と投資、エネルギー、金融、防衛、教育分野での協力を深めるよう米国に要請するとともに、非関税措置に関する米国の懸念に対応するための文書も提出したという。
ハルタルト氏らインドネシア代表団はトランプ政権が決めた32%の関税について協議するため米国入り。関税の発動はトランプ大統領が7月まで一時停止している。
ハルタルト氏はまた、米国から液化石油ガス(LNG)や原油、ガソリンの輸入を増やす意向をあらためて示し、今後も小麦や大豆、大豆ミールに加え、「資本財」を米国から購入し続ける計画だと語った。
インドネシア代表団は来週、ベッセント米財務長官との会合を予定している。
原題:Indonesia Says It Seeks to Complete US Trade Talks in 60 Days
