2025年4月9日 14:09

博多と韓国・釜山(プサン)を結ぶ高速船クイーンビートルが浸水を隠して運航していた問題で9日、福岡海上保安部は、運航会社の当時の社長ら8人を、海上運送法の安全確保命令違反などの容疑で書類送検しました。
北海道の知床半島沖の観光船沈没事故を受けて厳罰化された安全確保命令違反容疑の適用は、今回が初めてです。
福岡地方検察庁に書類送検されたのは、クイーンビートルを運航していたJR九州の子会社、JR九州高速船の56歳の当時の社長と、57歳と61歳の当時の役員、45歳の当時の社員、45歳から50歳までの船長4人の合わせて8人です。
8人は容疑を認めているということです。
海保は去年2月13日から5月30日までの間、クイーンビートル船首部から船体への浸水を知りながら運航させていたとして、船舶安全法と海上運送法違反の容疑で強制捜査に踏み切っていました。
JR九州高速船は、浸水センサーが鳴らないよう位置を上にずらすなどの隠ぺい工作を行っていました。
JR九州はクイーンビートルの運航再開を断念し、船舶事業からの撤退を決めています。
JR九州は9日、「書類送検されたことを真摯に受け止め、引き続き捜査に協力してまいります」とするコメントを発表しました。
最終更新日:2025年4月9日 19:24
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