NY外為市場=ドル上昇、利下げ急がずのFRB発言を材料視

終盤のニューヨーク外為市場では、ドルが幅広く上昇。2022年7月撮影(2025年 ロイター/Dado Ruvic/Illustration)

[ニューヨーク 20日 ロイター] – 終盤のニューヨーク外為市場では、ドルが幅広く上昇。米連邦準備理事会(FRB)は19日の連邦公開市場委員会(FOMC)後の声明で、米関税を巡る不確実性のため、年内の追加利下げを急ぐつもりはないとの見方を示唆した。

FRBに続き、この日も各国中銀の金融政策会合が相次いだ。

スイス国立銀行(中央銀行)はこの日開いた会合で、政策金利を0.5%から25ベーシスポイント(bp)引き下げ、2022年9月以来の低水準となる0.25%とした。 もっと見る

これを受け、スイスフランは対ドルで0.5%下落した。

一方、スウェーデン中央銀行は予想通り政策金利の据え置きを決定。依然として低迷している国内経済と、インフレの兆候や世界的な貿易摩擦のリスクを踏まえた。スウェーデンクローナは対ドルで0.2%安となった。 もっと見る

ドル/円は148.79円。日銀は19日の金融政策決定会合で、金融政策の現状維持を決めた。

イングランド銀行(英中銀)も政策金利を4.5%に据え置いた。据え置きは2会合ぶりとなる。 もっと見る

ポンド/ドルは0.3%安の1.29665ドル。アジア時間早朝に4カ月ぶり高値となる1.3015ドルまで上昇する場面もあった。

こうした中、米労働省が発表した15日までの1週間の新規失業保険申請件数(季節調整済み)は前週比で小幅な増加にとどまった。 もっと見る

TDセキュリティーズのグローバルFXストラテジスト、ジャヤティ・バラドワジ氏は、このところの米経済指標は経済成長の鈍化に対する懸念を和らげるのに寄与しているとの見方を示した。

LSEGのデータによると、市場が織り込むFRBによる年内の利下げ幅は計約63bpとなっている。

暗号資産(仮想通貨)のビットコインは、1.5%安の8万4056ドルとなった。

表はLSEGデータに基づいています
※外為市場

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