破産申請の準備に入ったのは、福岡県久留米市に本社を置く結婚式場などを運営する「アルカディア」です。

今月、新型コロナウイルスの影響を受けた事業者への助成金、およそ2200万円を不正に受給したとして、元社長や取締役などが詐欺の疑いで逮捕され、その後、元社長らは別の期間の不正受給の疑いで再逮捕されました。

福岡労働局は会社に対し、2020年4月以降に支給された助成金10億円余りを全額返還するよう命じました。

会社側の弁護士によりますと、会社は業績不振も続いていたことで資金繰りに行き詰まり、25日、事業を停止するとともに、近く福岡地方裁判所久留米支部に破産を申請する予定だということです。

負債総額はおよそ40億円に上るとみられています。

アルカディアは福岡県と佐賀県で結婚式場などを運営していて、中山和子 社長はホームページでコメントを出し、「挙式・披露宴・宴会がすべて実施できなくなりました。お客様には多大なるご迷惑とご不便をおかけいたしますことを深くおわび申し上げます」としています。