神戸市で開催されていた世界パラ陸上競技選手権大会が25日、9日間の日程を終えて閉幕した。パリ・パラリンピック(8月28日開幕)の代表選考会を兼ねた大会で、日本勢は過去最多の65人が参加し、銀9、銅12の計21個のメダルを獲得した。25日は競技終了後に閉会式も行われ、168種目で繰り広げられた熱戦を締めくくった。男子1500メートルで銀メダルの佐藤友祈(25日)=須藤菜々子撮影男子1500メートルで銀メダルの佐藤友祈(25日)=須藤菜々子撮影 今大会は東アジア初開催で、約100か国・地域から約1000人が出場。会場の神戸総合運動公園ユニバー記念競技場には9日間で延べ約8万人が訪れて声援を送った。

◇ この日は、パリ・パラ実施種目から外れた男子1500メートル(車いすT52)が行われ、日本が誇るメダリスト2人が、今後の「復活」を願って力走した。
 同種目は、佐藤
友祈(ともき)
選手(34)がリオデジャネイロで銀、東京で金、
上与那原(うえよなばる)
寛和選手(53)がリオで4位、東京で銅と、日本勢が実績を残してきた。しかし、パラの実施種目は競技人口や普及の程度で決まるとされ、パリ・パラで行われる「車いすT52クラス」のレースは100メートルと400メートルに絞られた。
 世界パラ陸上では、1500メートルの存在をアピールしようと、佐藤、上与那原両選手が出場。佐藤選手は銀メダルを獲得し、上与那原選手は4位に入った。上与那原選手はレース後、「色々な国の人が出るようになって、(1500メートルが)復活してほしい」と語った。

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