原子力発電所から出る高レベル放射性廃棄物(核のゴミ)の最終処分場を巡り、佐賀県玄海町の脇山伸太郎町長が「文献調査」を受け入れる考えを表明したことについて、長崎県の大石知事は10日、「高い関心を持って注視したい」とする談話を出した。
談話では▽県内に近接する自治体があり、安心の確保が重要▽第1次産業などに風評被害などの影響を及ぼす可能性がある▽議論の過程で、近接する自治体が不在になっているとの声も聞かれている――と指摘。「国の責任において、しっかりと対応していただきたい」と求めた。 松浦市の鷹島は、玄海原発から最短で約8キロの距離にある。同市の友田吉泰市長は「毎年の原子力避難訓練など市民には大きな不安と負担が課せられている」とした上で、「玄海町における文献調査は、新たな負担になりかねず、強い憤りを覚える。処分施設が仮に域外まで及ぶのであれば、周辺自治体の同意がないまま調査を進めることがあってはならない」とのコメントを出した。
![[ニュース] 核のゴミ文献調査受け入れ、長崎県知事「高い関心持って注視」…玄海原発近くの首長「強い憤り」 [ニュース] 核のゴミ文献調査受け入れ、長崎県知事「高い関心持って注視」…玄海原発近くの首長「強い憤り」](https://www.walknews.com/wp-content/uploads/2024/05/1715453053_20240511-OYTNI50041-1-1024x576.jpg)