
米マサチューセッツ州北東部とニューハンプシャー州南東部の上空で大気圏に突入する隕石(いんせき)の爆発を示す衛星画像。米コロラド州立大学(CSU)と米海洋大気庁(NOAA)が共同設立した、大気科学共同研究所(CIRA)提供(2026年5月30日撮影、提供)。(c)AFP PHOTO / COOPERATIVE INSTITUTE FOR RESEARCH IN THE ATMOSPHERE AT COLORADO STATE UNIVERSITY AND THE NATIONAL OCEANIC AND ATMOSPHERIC ADMINISTRATION (CSU/CIRA AND NOAA)
【AFP=時事】地球に向かって落下していた隕石(いんせき)が米国北東部上空で30日に爆発したと、米航空宇宙局が発表した。同地域ではTNT(トリニトロトルエン)火薬約300トン分に相当する衝撃とともに、ごう音が響き渡った。
NASAの副報道官ジェニファー・ドーレン氏は、AFPに向けた声明の中で、火球がマサチューセッツ州北東部とニューハンプシャー州南東部の上空で、30日午後2時6分(日本時間31日午前3時6分)ごろに分裂したと述べた。
ドーレン氏によると「火球は、現在活動中のどの流星群とも関連していない。宇宙ゴミや人工衛星の再突入ではなく、自然の天体だった」と述べた。
「空中分解時に放出されたエネルギーはTNT火薬約300トン分に相当すると推定されており、これが大きなごう音の原因だ」
この火球は時速7万5000マイル(時速12万キロ以上)で移動し、高度40マイル(約64キロ)の地点でバラバラに砕け散ったという。
地域住民は予期せぬ大きなごう音に驚き、SNSユーザーからは「衝撃が強すぎて家が揺れた」という報告が相次いだ。
2013年には、ロシア中部チェリャビンスク上空を火球が通過した。住宅ほどの大きさがあるこの隕石は地上14マイル(約22キロ)上空で爆発し、TNT火薬44万トン分に相当する爆風を放った。この爆発により約520平方キロ以上にわたって窓ガラスが割れ、その破片により1600人以上が負傷した。
【翻訳編集】AFPBB News
