
ホンダの「新たなバイク販売網」は車両販売だけにあらず! カスタム&ライフスタイルも提案! 新ショップコンセプト「Cub HOUSE(カブハウス)」がオープン
ホンダモーターサイクルジャパンが新ショップコンセプト「Cub HOUSE(カブハウス)」のトライアル拠点(ホンダ二輪・美女木1号店に隣接)を2026年4月25日にオープンしました。
「人とカルチャーが集まる空間」を創出
ホンダモーターサイクルジャパンが新ショップコンセプト「Cub HOUSE(カブハウス)」のトライアル拠点を2026年4月25日にオープンしました。
同店舗はバイクを販売するだけの場所にとどまらず、人とカルチャーが集まる空間を目指すという、これまでにない取り組みです。
Cub HOUSE は、国内二輪市場のさらなる発展と活性化を目的として生まれた新しいショップコンセプトです。「Culture」「Unique」「Bikes」という3つの価値観を軸に据えており、バイクを中心に人が集まりコミュニティを形成する文化、自分らしさをカスタマイズで表現するユニークな個性、そして移動手段を超えて人生を豊かにするバイクそのものの楽しさ、それぞれの意味が込められています。
取り扱いの中心となるのは、ホンダの原付二種ラインアップ(スクーターおよびコンペモデルを除く)です。オリジナルのカスタマイズパーツをはじめ、ライフスタイルを彩るアパレルや各種アイテムもそろえており、こだわりのあるバイクライフをトータルコーディネートで提案します。
運営形態については、既存のホンダ二輪車正規取扱店の店舗内スペースに Cub HOUSE のコーナーを設ける形が基本となっています。ホンダの二輪車正規取扱店は、全排気量モデルを扱う「Honda Dream」と、250cc 以下のモデルを中心とする「Honda Commuter」の2チャネル体制で展開されており、Cub HOUSE は主に Honda Commuter の店舗内への設置が予定されています。
今回のトライアル拠点はホンダ二輪・美女木1号店(埼玉県戸田市)に隣接する形でスタートしており、ここでの運営を通じてサービスの向上を図ったうえで、2026年秋以降に全国の一部 Honda Commuter チャネルを中心として順次展開される計画です。
Cub HOUSE プロジェクトリーダーの徳原昌敏さんは、このコンセプトについて次のように語っています。
「カブハウスは単なるバイクショップではありません。バイクの楽しみ方そのものをアップデートする取り組みであり、もっと自由に自分らしく楽しめる文化に向けた次なるステージです」。
徳原さんはさらに、日本での展開にあたって「自分たちが本当に行きたくなる場所を作る」という強い意志で臨んだことを明かし、ふらっと立ち寄れてワクワクでき、また来たくなるような日常の中の特別な場所を目指したと説明しています。
カスタマイズに対する考え方も、従来のバイクショップとは一線を画しています。
徳原さんはカスタマイズについて、「単に速さや性能を追求するものではなく、自分らしさを表現する手段だと捉えている」と述べており、スニーカーを履き替えるようにその日の気分やスタイルに合わせてパーツを変え、気分が上がる体験こそが新しいバイクライフの楽しみ方だと語っています。
店内はバイク展示やディスプレイ、照明、カラーリングに至るまで細部にこだわり、心が動く体験を意識して作り上げられているとのことです。
トライアル拠点となるホンダ二輪・美女木1号店の社長、田村充宏さんも、この取り組みへの思いを語っています。
「バイクを文化として日常に溶け込ませること、バイクを通じて自分らしさをユニークに表現すること、そしてバイクを単なる移動手段ではなく楽しみとして味わうこと、この3つを大切に考えていました」。
日本でのスタートに手を挙げた理由として、都心にも郊外にもアクセスしやすい立地条件に加え、「この新しい取り組みを聞いたときに、ぜひ一緒にチャレンジしたいというワクワクした気持ちをかき立てられた」ことが大きかったと話しています。
店舗づくりにも独自のこだわりが光ります。田村さんによれば、モダンで落ち着いた雰囲気の中に秘密基地のような遊び心を散りばめており、カフェに立ち寄る感覚で気軽に入れる空間に仕上げたといいます。
店内にはここでしか手に入らないオリジナルのカスタマイズパーツと、それらを実際に装着した3台の展示車が並んでいます。アパレルについても、人気イラストレーターのデザインを採用したオリジナル T シャツや、ロゴ入りタンブラーなど、普段使いできるアイテムをそろえています。
また、整備の様子をそのまま見学できるオープンなサービスフィットを設けており、愛車が自分好みに仕上がっていく過程を体験としても楽しめる設計となっています。
Cub HOUSE の発祥はタイで、2018年にスタートしたプロジェクトです。原付二種モデルを起点とした新しいバイクスタイルをタイで提案してきたこのコンセプトが、いよいよ日本に上陸した形です。
ホンダモーターサイクルジャパンは、Cub HOUSE を通じてバイクに乗る人だけでなく、これから興味を持つ若い世代にも自然に関わってもらえるよう間口を広げ、原付二種モデルを起点とした新しいバイクカルチャーを全国へ根付かせていく考えを示しています。
バイク好きが集い、語らい、自分らしさを表現できる場所として、Cub HOUSE がどのような文化を育んでいくのか、注目が集まります。
