一等整備士 9人合格 日本航空大学校能登の3年

国家資格に合格し、ヘリコプターの前でポーズを決める9人=輪島市の日本航空大学校能登空港キャンパスで

 日本航空大学校能登空港キャンパス(輪島市三井町洲衛)の航空整備科で学ぶ3年生9人が、一等航空運航整備士の国家資格に合格した。4月からそれぞれ航空会社に就職して大型ヘリコプターの整備を担い、空の安全を守る。

 福井市出身の西畑輝流(ひかる)さん(20)は系列の日本航空高校石川時代から三井町の祖父母宅で生活。能登半島地震でキャンパスが被災したため2024年4月からは山梨県の関連施設で勉強を続け、昨年3月に能登へ戻った。いずれは能登空港で勤務したいといい「いろいろな人に支えられてここまでやってこられた。能登の人に恩返しできたら」と意気込みを示した。

 白山市出身の加藤一進(いっしん)さん(21)は、愛知県にあるドクターヘリの運航会社に入社する。「地震の後、毎年環境が変わるのが大変だった。災害の時に誰かを助けにいく整備士になりたい」との思いを口にした。(上田千秋)

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