2026年01月27日
中国とチリによる深海共同調査が現地時間19日、チリのバルパライソで始まった。両国の研究者は、最大水深8000メートルを超えるペルー・チリ海溝(アタカマ海溝)を探索する。新華社が伝えた。
今回の調査は、中国科学院深海科学・工程研究所とチリのコンセプシオン大学が共同で実施。主な調査内容には、アタカマ海溝の生物多様性、化学合成生態系、深部流体活動、プレート沈み込みメカニズムの解明などが含まれる。同海溝は、チリとペルーの西側海域に位置する全長約5900キロの海溝で、表層水の生産性が高く、底部の構造活動が活発で、底生生物の密度が高いという特徴を持つ。
コンセプシオン大学ミレニアム海洋研究所の関係者は「今回の調査は、チリ国内で頻発する地震や火山噴火の原因や、海溝の生物多様性を探る上で非常に重要な意義を持つ」と語った。
今回の航海では、中国の科学調査船「探索1号」や有人潜水船「奮闘者号」が使用されるという。

(画像提供:人民網)
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深海科学工程研究所(中国科学院傘下の研究所)
