明治安田J1百年構想リーグ WEST 第2節
日時:2026年2月15日(日)15:00キックオフ
会場:ベスト電器スタジアム/6,617人
結果:アビスパ福岡 0-2 セレッソ大阪
得点:[C大阪]櫻川ソロモン(13分)、チアゴ アンドラーデ(44分)

◎塚原真也監督(福岡);
Q:試合を振り返って
「前節同様に、入りは少しシンプルにっていうところから、前回は後半から少しずつ色が出せたのですけれども、『前半の途中からシフトチェンジしていくよ』というところを選手には伝えていました。前半はうまくいったところもありましたけれど、今までの福岡のベースの守備の固さというところが少し薄れてしまって、セットプレーの流れからだったと思うんですけども、失点をしてしまいました。その後、うまく相手に剥がされて、カウンターじゃないですけれども、相手がスピードを乗る形で、一番警戒していたような形でやられてしまったのが、非常にもったいないなとは思いました。
ただ、選手は後半からになりましたけども、キャンプからずっとやってきた、ボールを動かしながら相手のペナルティエリアに侵入していくというところに、非常にチャレンジしてくれたのかなとは思います。ただ課題としては、やっぱり最後を崩しきる、もしくはシュートを打つというところはなかなか出せず終わってしまったなという印象です」

Q:前半に関してですが、全体的にやらせてもらえなかったというか、やられっぱなしになってしまったというイメージがあります。その要因を一言で表現するのは難しいと思いますが、監督が最も気になった点と言えば、どんな部分になるのでしょうか?
「スカウティングから、ここまでの1週間での想定では、もう少しボールを動かしながら、相手はボールを持つことに長けている選手が多いので、そういった選手のウィークでいうとプレスのところかなと思っていたので、もう少しはがせると思っていましたが、うちの選手の距離感であったり、ちょっとしたパスがずれて、それで勇気がそがれるというか、そういった現象に陥ったのかなとは思います。そういったところを踏まえて、もう1回、ハーフタイムに選手全体に伝えて、『我々がやってきたことをやろうよ』という話で、少しずつは良くなった部分はあったので、そういったところは良かったのかなとは思いますけれども、前半はそういう圧を感じたのかなとは思います」

Q:後半は代えながら自分たちのリズムを出せるようにはなったと思います。特に、佐藤颯之介選手、シャハブ選手、藤本選手のプレーが効いていたと思いますが、どういう狙いを持ってピッチに送り出したのでしょうか?
「想定では、もう少し前半を固いゲームにするというか、最低でも無失点で引っ張りながらというところで、特にシャハブ、颯之介、藤本一輝を入れると個で剥がせますし、相手の背後もつけますし、得点を狙う形を期待して彼らを投入しました。まず、颯之介を最初に入れたのは、間でボールを受けることができますし、そこで前を向く、さらには背後も突けるというところで、攻撃のアクションが増えるんじゃないかなと思い、そういうところを期待しました」

Q:今日は道脇選手をスタメンで起用されました。起用の意図と評価をお願いします。
「意図としては、まずは前線からのプレッシングを彼には求めていました。また、先ほどの質問と少し重なるところがありますけれど、うちのビルドアップに対して相手のプレッシングを受けた時に、ロングボールになっても、彼の高さであったり、頭、胸でボールを我々のボールにしてくれるというところも期待していました。彼一人を後半に代えたので、彼だけが悪かったのかと見られがちですが、そういうわけではなく、チーム全体のタスクもありますし、彼は彼でよくやってくれたと思います」

Q:試合を通してシュートは打ってはいましたが、なかなかその枠に行かないっていうところは、今だけの課題ではないと思います。その辺りの精度も含めて、どのように振り返りますか?
「まだ公式記録は出ていないと思いますが、おそらくセレッソさんの方が倍近くシュートを打っていて、枠内シュートも同様に倍あると思うんですけども、相手のシュートはパスもある、シュートもあるという選択肢の中でのもので、我々がプレスを迷わせられながら打たれてるシーンもありました。逆にうちは選択肢がシュートしかない中でシュートを打たされてしまっている、そういうような状況に陥っていたのかなと思います。これはずっと言っている課題ですが、トレーニングで解決するしかないので、引き続き取り組んでいきます」

[中倉一志=取材・構成・写真]