任期満了に伴う山口県知事選は8日に投開票され、いずれも無所属で現職、村岡嗣政氏(53)=自民、国民民主、公明推薦=が、新人の前県議、有近真知子氏(43)と同、平和団体筆頭代表理事、大久保雅子氏(61)=共産、社民推薦=を破り4選を果たした。

 推薦する自民、国民民主、公明党に連合山口も加わった強固な支援を受けて選挙戦に臨んだ村岡氏。前回は新型コロナウイルスに対応するため選挙期間中のほとんどを県庁での公務に専念したが今回は一転、自ら先頭に立って選挙カーに乗り、ほぼ毎晩個人演説会を開いて県内各地をくまなく回った。300件を超える企業誘致や県の借入金2千億円以上減少など3期12年の実績をアピール。衆院選との同日投開票となった状況を生かし、自民党公認の衆院選候補者と並んで政策を訴えるなどして、着実に支持を広げた。

 有近氏は、昨年9月に県議会最大会派の自民党を離脱し、保守分裂となる選挙戦に臨んだ。「子どもが減り、女性が県外へ出ていくのは政治が挑戦しなかった結果だ」と現体制を批判。女性層を中心に支持を広げたが、及ばなかった。

 大久保氏は、自身が所属する市民団体「市民連合@やまぐち」から擁立され、立候補。中国電力が上関町で検討を進める使用済み核燃料の中間貯蔵施設建設反対などを訴えたが、届かなかった。  

(木島優輔)

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