佐賀県基山町出身・原泰久さん大人気作

2026/01/24 21:00

愛称を「佐賀キングダム空港」とする佐賀空港の外壁のイメージ=佐賀市(C)原泰久/集英社

全長300メートル超の「キングダム読破堤」のイメージ。防波堤の壁面にコミックス1~77巻の全ページが並ぶ=佐賀市の干潟よか公園(C)原泰久/集英社

井上祐希さんが制作したキングダムコラボの有田焼のイメージ(C)原泰久/集英社

人気漫画「キングダム」と佐賀県のコラボのキービジュアル(C)原泰久/集英社

 基山町出身の漫画家・原泰久さんの人気作「キングダム」と佐賀県のコラボが、「キングダム×(駆ける)佐賀県~佐賀の火を絶やすでないぞォ。~」と題して始まった。秦の始皇帝との関わりが伝わる地域や佐賀空港などにキャラクターが登場する。作中の重要な場面で描かれてきた「火」をテーマに県内の伝統工芸などともコラボし、1月で連載20周年を迎えた同作を盛り上げる。

 中国の春秋戦国時代を舞台に天下一の将軍を夢見る少年の姿を描く物語。週刊ヤングジャンプ(集英社)に連載中で絶大な人気を誇り、単行本の累計発行部数は1億2000万部を突破している。

 佐賀空港(佐賀市)では27日から愛称を期間限定で「佐賀キングダム空港」とし、施設内外が“キングダム色”に染まる。外壁や館内の各所に主人公の信らキャラクターが現れるほか、売店や飲食店の利用者にはコラボステッカーをプレゼントする。

 「受け継がれる火」をテーマにした空港内の特別展では、複製原画34点や名シーンの巨大パネルを展示する。有田焼の人間国宝だった故井上萬二さんの孫で、その「火」を継ぐ陶芸家の井上祐希さんが制作したコラボ有田焼の展示もあり、主要キャラクターが描かれた28センチの大皿5点が並ぶ。

 干潟よか公園(同市)には同作を一気読みできる「キングダム読破堤」が登場。約300メートルにわたりコミックス1~77巻の全ページを防波堤の壁面に展示する。作中の過激なシーンは特産品の「佐賀ノリ」の画像で隠すなど、佐賀らしい演出も施されている。

 秦の始皇帝の命を受け、不老不死の薬を求めて日本に来たとされる徐福。その伝承が残る同市の古湯温泉街でも、コラボを27日から実施する。対象の旅館や売店、飲食店で宿泊または1500円以上利用すると、王騎将軍が入浴するシーンを描いた手ぬぐいかイラストカードのどちらか一つを抽選で贈る。

 28日からは、キャラクターが描かれた佐賀市営バスのラッピングバス2台が佐賀市内を走行する。コラボは3月29日まで。(小島発樹) 

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