欧州議会、米EU貿易協定の作業凍結 グリーンランド問題受け

写真は欧州連合(EU)のカラス外交安全保障上級代表(外相)。フランス・ストラスブールで20日撮影。REUTERS/Yves Herman

[ ブリュッセル 21日 ロイター] – 欧州議会は21日、トランプ米大統領がデンマーク自治領グリーンランド領有を目指す考えを改めて示したことを受け、欧州連合(EU)と米国の貿易協定に関する作業の一時停止を決定した。

欧州議会は、7月末にスコットランドのターンベリーで成立した合意に基づき、米国製品に対する輸入関税の多くを撤廃する法案などを審議している。これには議会とEU各国政府の承認が必要となる。 もっと見る

合意には賛否あるものの、欧州議会議員らはこれまで、条件付きながら協定を受け入れる意向を示していた。

しかしこの日、欧州議会の貿易委員会は1月26日と27日に行う予定だった投票を延期した。

同委員会のベルント・ランゲ委員長は記者会見で、米の新たな関税提案によりターンベリー合意は破綻したと述べ、今後通知があるまで合意を保留すると述べた。

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