掲載日
2025年11月20日
戻ってきたのは、トップショップだ。ロンドンで実店舗に復帰してから3カ月、同英国ブランドはフランスにも再上陸し、プランタン・オスマンに出店した。ジーンズとロンドンテイストのレディース・イブニングウェアで知られるトップショップは、9月下旬からパリの同百貨店4階にオープンしている。
トップショップ復活の顔、カーラ・デルヴィーニュ – Topshop
「プランタンは何十年にもわたりフランスのファッション界を代表する存在であり、プレミアムブランドを支援し、発信してきた長い歴史を持ちます」と、トップショップの国際営業責任者であるペール・ペダーセン氏。「トップショップの目標は、世界中の消費者にロンドン・ファッションを再び届けること。そのために、パリのプランタンでショップ・イン・ショップを展開することは理想的な第一歩です」。
トップショップの歩み
同ブランドの75%は、デンマークのベストセラーグループを通じてハートランドが保有している。ベストセラーは2024/25会計年度の売上高が51億ユーロとなり、前年度比7%増だったと報告した。
かつてギャラリー・ラファイエットに出店していたトップショップが、プランタンに拠点を移す – Topshop
前オーナーであるアルカディア・グループの倒産後、2021年にASOSが3億3,000万ポンドで買収。ASOSはトップショップの店舗を一切引き継がず、ギャラリー・ラファイエット・オスマン店のトップショップのコーナーは閉鎖された。一方、ロンドンの旗艦店はトップショップの撤退後、イケアに取得された。
2026年から20カ国以上で展開
欧州各国の主要都市で実店舗回帰を進めるなか、トップショップはイギリス、アイルランド、ベルギー、フランス、デンマーク、ドイツ、バルト三国、スペインで、35のショップ・イン・ショップ・スペースを展開している。「私たちは、百貨店、越境型オンライン・プラットフォーム、ブランドのコンセプトストアなどのパートナーと提携しています」とペダーセン氏は述べる。
英ファストファッションブランドは、2026年から新たに20カ国で展開予定 – Topshop
「トップショップのデザインは変わらず、お客さまからは好意的な反応をいただいています」とペール・ペダーセン氏は説明する。「トップショップはJamieやJoniといったアイコニックなジーンズを引き続き展開し、1990〜2000年代に皆が記憶するブリティッシュ・スタイルを届けています。トップショップはロンドンを体現するブランドで、当社のデザインはこの活気ある街からインスピレーションを得ています」。
ベストセラーの野心は大きい。同グループは「世界中の消費者のもとへトップショップを再び届け、2026年春夏シーズンから20カ国超でローンチする予定です。これは、国際的に最も強力なパートナーとの協業の第一歩であり、今後も野心的に取り組み、複数の側面でトップショップのブランド力を強化していきます」と、ペール・ペダーセン氏は語る。
