公開日時 2025年10月30日 05:00

PFAS対策 国に要望 沖縄相来県 知事と面談
黄川田仁志沖縄担当相(右)に要望書を手渡す県議会の上原章副議長=29日、県議会

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琉球新報朝刊

 黄川田仁志沖縄担当相は29日、就任後初めて来県し、県庁で玉城デニー知事らと面談した。玉城知事はガソリン税について復帰特別措置法に基づく7円の軽減措置の継続を含む16項目の要望書を手渡した。軽減措置について黄川田氏は維新の会との協議で「(重要性を)認識いただくことが大切だと思う」と述べた。
 要請書は、有機フッ素化合物(PFAS)による水質汚染の対策を国負担で実施することや沖縄関係予算の概算要求額の満額確保、一括交付金を含む地方向け補助金の増額などを求めた。
 辺野古新基地建設計画の断念と米軍普天間飛行場の一日も早い危険性除去も訴えた。
 特にPFAS問題について玉城知事は「水質汚染の問題は非常に県民が不安を抱いている」と強調し、対応を求めた。
 黄川田氏は、国立戦没者墓苑などを訪問したことに触れ「御霊に対し謹んで哀悼の誠をささげるとともに、沖縄の発展に力を尽くすことを誓った」と強調した。
 黄川田氏は県議会で上原章副議長とも面談した。上原副議長は、沖縄振興や基地問題、安全保障に関して全会一致で可決した意見書を要望書にまとめて手渡した。
 (1)沖縄振興策の拡充・強化(2)米兵らの事件事故防止など基地負担軽減(3)沖縄近海で軍事演習をしないよう中国への働きかけ(4)尖閣諸島を巡る問題の解決(5)新製糖工場建設に向けた支援―を求めた。中川京貴議長は東京での公務のため、同席できなかった。黄川田氏は30日、首里城を視察するほか、市町村長らとも面談予定。(知念征尚、石井恵理菜、明真南斗)

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