
傷病者役の状態を確認しトリアージを施す訓練参加者=珠洲市総合病院で
珠洲市総合病院で18日、災害対応訓練があった。医師や看護師、職員ら計約100人が、能登半島地震の経験を踏まえ、命を守るための基本動作を確認した。
震度7の地震が発生し大津波警報が発令されたとの想定で、来院していた患者や被災者の役も職員が演じた。施設被害は軽微で診療機能は維持できているとして、処置の優先度を判定するトリアージも訓練した。
昨年元日は病院に避難してくる人がいたことから、訓練でも総合受付前のロビーを避難者の受け入れ場所に設定し、一般外来患者役を同所に誘導。救急搬送者のためにはトリアージエリアを開設し、必要に応じて処置できるようにした。
浜田秀剛病院長は「震災では打ちのめされたけど、一定以上のことができたのは訓練のおかげ。初動の基本的な流れをしっかり共有しておくことが大事」と話した。(高橋信)
