
<掛川西・聖隷クリストファー>聖隷クリストファーの高部が全5試合を完投
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第78回秋季高校野球静岡県大会は4日、草薙で決勝が行われ、聖隷クリストファーが掛川西を3―1で破り、9年ぶり2度目の優勝。今春から3季連続の県制覇を達成した。夏春連続の甲子園を懸けて18日に愛知で開幕する東海大会に出場する。
全国屈指の左腕・高部陸(2年)が抜群の安定感でチームを3季連続Vへと導いた。13奪三振の快投で1失点に抑え、今大会5試合連続完投。タフネスぶりを発揮した。
3回に連打され、1失点すると「もう一点もやらない」とギアを上げた。その後は1安打に抑え、三塁を踏ませなかった。3本目の優勝旗を手にし、「春から主戦として投げて3連覇できたことが今、自信になっています」と白い歯を見せた。
当初の構想では先発ではなかった。これまでの疲労を考慮し、「後から投げてもいいじゃないか」と言う上村敏正監督(68)に、「先発して投げきりたいです」と直談判。2失点した時点での降板を条件にマウンドに上がった。直球とカットボールに、今夏の甲子園では使えなかった変化球2種類を加えた。さらに緩急も駆使して投球の幅を広げた。
今大会、日大三島との初戦(2回戦)から計45イニングを1人で投げきった。優勝で東海大会のシード権も獲得。「(大会までの)2週間でもう1段レベルアップしていけるようにしたいです」。鉄腕の進化は止まらない。
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