福岡県内は3日、今シーズン一番の涼しさとなりました。福岡市の最低気温は19.5℃と、今シーズン初めて20℃を下回りました。街ゆく人たちもジャケットを羽織るなど、秋の装いが目立ちました。

■街の人
「寒いです。久しぶりに出て暖かいと思ったら寒かったです。」
「きょうは寒くて、朝は半袖で出たのですが、寒かったので長袖に着替えてきました。」
「全然違う。きょうは長袖をわざわざ着た。じっとしていると長袖ジャンパーを着ないとまずいかな。」
気象庁によりますと、10月の平均気温は平年より高くなりますが、12月は平年並みか低くなる見込みです。

「過去最も暑い夏」から「遅くて短い秋」へ。
■八木菜月アナウンサー
「こちらでは、萩(はぎ)の花が見事に満開に咲いていて、秋の訪れを感じます。下を見ますと、すでに散り始めている様子も見られます。」
福岡県太宰府市では「秋の七草」のひとつ「萩」が、紫色の小さな花をいっぱいに咲かせています。

季節が移り変わる中、太宰府天満宮の参道でも変化がありました。中国の建国記念日=国慶節の連休中ということもあり、海外からの観光客の姿が目立ちます。手にしているのは、焼きたての温かい梅ヶ枝餅です。
■甘木屋・高田由美子さん
「きのうの倍くらいは売れていると思います。その場で温かいものをぱくっと食べたくなる気温になりました。」

太宰府市の最高気温は23.8℃で、中にはダウンジャケットを2枚重ねた人の姿もありました。
そんな中、10月に入ってじわりと人気が高まっているのが。
■八木アナウンサー
「体が温まっておいしいです。外は肌寒かったので、小豆の甘さがしみます。」
こちらの店では冷たい抹茶ではなく、温かい抹茶や甘酒、ぜんざいの注文が増えてきたということです。
■松屋 喫茶「維新の庵」・栗原雅子 店主
「秋が来たなと思って、茶碗も秋の柄を用意しています。10月に入り、けじめをつけてメニューを入れ替えようかと思っていました。ぜんざいがこれから売れていくと思います。」
福岡県内は、来週はまた最高気温が30℃以上の真夏日が戻る見込みで、何を着るか、何を食べるか、悩ましい日々が続きそうです。
