エヌビディアのジェンスン・フアンCEO。エヌビディアのジェンスン・フアンCEO。VCG/VCG via Getty Images中国の国家市場監督管理総局は、アメリカの半導体大手エヌビディアが独占禁止法に違反したと発表した。2020年にエヌビディアがイスラエルの半導体設計会社メラノックスを買収した際の承認条件に違反したとの疑いで、詳しい調査を行うとしている。エヌビディアはアメリカと中国の半導体産業の対立の最前線に立つ企業だ。

中国の国家市場監督管理総局は、アメリカの半導体大手エヌビディア(Nvidia)について、法律違反を確認するための予備的な調査をした結果、独占禁止法に違反していたと発表した。

同局は、2025年9月15日に出した簡潔な声明で、エヌビディアが中国の独占禁止法に違反したと述べた。

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エヌビディアが2020年にイスラエルのネットワーク機器メーカーのメラノックス(Mellanox)を買収した際、中国政府の承認条件に違反した疑いがあると国家市場監督管理総局は述べている。同局はその後、2024年12月にこのメラノックス買収に関して独占禁止法上の調査を正式に開始している。

同局は声明の中で「法に基づき、さらに調査を進めることを決定した」と述べた。

エヌビディアの広報担当者は「当社はすべての点で法律を遵守している。輸出規制が市場競争にどう影響するかを関係機関が調査する間、我々は引き続きすべての当局と協力していく」とBusiness Insiderに述べた。

2025年9月15日の市場前取引でエヌビディアの株価は約2.5%下落した。

エヌビディアは、アメリカと中国の間で続く半導体産業の対立の最前線にある企業だ。

2022年、アメリカは中国が最新の高性能チップを自由に手に入れることがないように規制を開始した。

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