長崎市は「公共施設の使用料」と「行政サービスの手数料」を、来年4月から改定する方針を示しました。

物価高など運営費の増加に伴うもので、改定されると34年ぶりとなります。

長崎市が改定を目指すのは、約200の公共施設の使用料と、約800件の行政サービスなどにかかる手数料です。

市によりますと、人件費や物価の高騰などに伴う運営費の増加が主な理由で、2023年度の運営費約54億円のうち、使用料の収入は約9億円に留まり、残りは税金など公費による負担となって、15年間で約1.6倍に増えています。

(市財政課 宮田 佳和課長)
「このままにしておくと、公費がさらに投入されていくので是正すべき。
34年ぶりの改定なので、しっかり説明していかないといけない」

改定案は、9月議会に提案され可決されれば、来年4月から改定するということです。

改めて長崎市が示した公共施設の使用料と行政サービスの手数料の改定案について見ていきます。

まずは主な公共施設です。

「グラバー園」は一般料金を現行の620円から、1,300円に改定します。

国内の世界遺産施設を参考に算出し、2倍以上の値上げとなります。

続いて「長崎ペンギン水族館」の一般料金です。

国内の同規模の公共水族館の入館料を参考に、現行の520円から、800円になります。

このほか「史跡出島」は520円から、1100円に。

「長崎ロープウェイ」は往復料金が1250円から、1900円。

火葬場の「もみじ谷葬斎場」は6000円から、7800円になります。

一方「長崎原爆資料館」は被爆地としての使命があることから、広島平和記念資料館と同じ、現行料金の200円のまま変更しません。

続いて、行政サービスの手数料です。

「住民票の写しの交付手数料」が300円から、400円になります

利用促進や窓口混雑の緩和を目的に、コンビニでの交付は200円のままです。

また「飼い犬の登録手数料」は3000円から、3900円に上がるということです。

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