米国と中国は関税導入の停止期限を延長する条件を巡り協議を継続すると、ベッセント米財務長官が説明した。トランプ大統領が最終判断を下すという。
米国の代表団をグリア通商代表部(USTR)代表とともに率いたベッセント氏は、残る問題について30日にトランプ氏に報告すると明らかにした。
ベッセント氏はスウェーデンのストックホルムで行われた中国側との2日間にわたる交渉の後、残る問題は「小さなもので、主に中国の代表団に関係している」と記者団に述べた。
米中の貿易交渉は3カ月足らずの間で3回目で、極めて高い関税の導入停止期限を迎える8月12日までに相違を解消する目的で行われた。この高関税が導入されれば、両国の貿易は事実上断絶する恐れがある。
ベッセント氏は、期限をさらに90日間延長するのも一つの選択肢だとの見方を示し、中国側と90日以内に再び貿易問題で会談することになるだろうと語った。
グリア氏は輸出制限について、中国側との合意は成立していないと発言。輸出制限は関税とは切り離して扱っていると、ベッセント氏は述べた。
これに先立ち、中国商務省の国際貿易交渉代表を務める李成鋼次官は、米国と関税の停止期間延長で合意したとストックホルムで記者団に説明した。
李次官は延長の詳細には触れなかった。米国との交渉は率直かつ踏み込んだもので、両国は今後、緊密な意思疎通を継続すると述べた。
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原題:US, China Agree to Continue Talks on a Tariff Truce Extension、US Probably Meeting China Again in 90 Days, Bessent Says、US, China Didn’t Reach Agreement on Export Controls, Greer Says(抜粋)
