奈良・ならまちにある、雑貨と生活道具を扱う「ならの実」。県内はもちろん、日本全国から北欧やエストニアまで目を向けて、手仕事の魅力あるものがそろいます。バイヤーでもある店主のモットーは、必ず作り手から話を聞くこと。時には自ら出向き、物語のある逸品からクラフトメーカーの良きものなど、感動したアイテムを届けています。
長く使える名品や遊び心あるアイテムがそろう ♪ 奈良・猿沢池近くにある大人の雑貨店「ならの実」
(左上)2階フロア。奥にはギャラリーがある(右)エントランスあたりには奈良みやげの定番・蚊帳生地ふきんをディスプレイ(左下)人気のお菓子もそろう
「ならの実」は、猿沢池から「ならまち通り」を南へ歩いて3分ほどのところにあります。奥行きのある2階建て白いビルに、奈良のおみやげにもなりそうな、地元在住の作家ものアイテムやお菓子。また、新潟県の燕三条キッチン研究所のひし形フライパンといった、台所用品にこだわる方なら納得の名品までがそろい、手仕事の良いものを知ることができそうです。
自分用のおみやげやギフト探しができる店
写真上段のキツネ、トリ、ウサギといった形がかわいい、鹿児島睦さんの花器各14300円
例えば、陶芸、ファブリック、版画など、幅広い分野で活躍する 鹿児島睦(かごしままこと)さんがデザインする花器もあります。リサ・ラーソンの陶器作品も手掛けるスウェーデンのKeramikstudion社にて、現地の職人が手作業でひとつひとつ仕上げています。
商品については、ポップアップで書かれているものもあれば、何も書いていないものもあるので、気になるものがあればスタッフにたずねてみることをおすすめします。いろんなお話が聞けますよ。
思い出に残る奈良みやげが見つかる
(左)奈良県内在住の作家いとうりえさんの自然木に塗装した一輪挿し(大)4950円(右上)同じく作家いとうりえさん作のウッドコンポート16500円(右下)奈良みやげに鹿の絵柄のならの実オリジナルトートバッグ各2200円もおすすめ
店主が仕入れ時に、話を聞いて感動した雑貨のなかでも、奈良奥山を拠点に活躍する作家いとうりえさんの木工は、奈良みやげにおすすめです。地域の伐採木や端材を主材とし、木の割れや節をその木の刻んできた記憶としてあえて残しながら、木の塊に新しい命を吹きこむ作品の数々は、同じアイテムでも表情が違います。
イコマ製菓本舗のレインボーラムネ1箱400円
昔ながらの製法で大量生産ができない奈良のイコマ製菓によるレインボーラムネも、希少なお菓子です。外はカリッと、中はトロッと溶ける食感の手作りラムネ菓子は、「幻のラムネ」の異名があります。店主は、実際に工場を訪れることで、その理由を知り「そんなに手間暇がかかるのか」と、驚き感動した奈良の逸品です。
ステーショナリ-系やベビー用品系などプレゼント探しにちょうど良い2階。ブランドも「アノニマ・スタジオ」から「CINQ」「トートーニー」と、いろいろあるので公式HPをチェックしてみて。
店舗の奥には、階段があり2階へ進むと、季節に応じたファッション雑貨や革のペンケースなどに、香り系の癒やしアイテム、こどものおもちゃなどがそろいます。
ひとつひとつ見ていると遊び心があったり、地球のことを考えられていたり。さまざまなこだわりがあって、そのストーリーを知ると愛着が沸き、使い方やお家での居場所を考えて、つい衝動買いをしてしまう人もいるそうです。
さまざまな展開をするギャラリーでの出会いも楽しみ
ある日のギャラリー。クリスマスマルシェで木のぬくもりを感じるものがたくさん
2階の奥にはギャラリーがあります。作家のうつわ特集をしたり、布や陶器などジャンルはいろいろのテーマ性のある企画展、シーズンを意識したクリスマスマルシェなどがあります。
常連の方が楽しみしているのが、1年に1度開催されている「おやつ市」です。最近ではごはんのお供も加わって、予約が可能な商品もあるそう。 tentonのチーズケーキ、REENO堺のシフォンケーキなど関西で人気のおやつがいろいろと登場しますよ。
グラスやカップ、急須、台所用品など、1階はキッチン関係が多い
「ならの実」は、多ジャンルの雑貨を置く店。まるでおもちゃ箱のような空間ながら、実用性と遊び心が同居しているアイテムがいろいろあって、見ているだけでもワクワクしてきます。奈良みやげはもちろんですが、毎日使って機嫌よくなれそうな雑貨の数々を探してみましょう。
