
千枚田を飛び立つトキを描いた西野健太郎さんの新作=能美市のいしかわ動物園で
金沢市出身で同市にアトリを構える動物画家、西野健太郎さん(45)は、いしかわ動物園(能美市徳山町)で開催中のアニマルファミリー原画展で、輪島市の千枚田を飛び立つトキを描いた新作「能登のそらへ」を展示している。来年、能登で放鳥されるトキが能登半島地震からの復興のシンボルとなるよう願いを込めて描いた。
来年のトキ放鳥を控え、動物園からトキの絵をリクエストされ、今回の原画展のために制作。能登を象徴する場として千枚田を選んだ。田植えが始まった千枚田から6羽が飛び立ち、田んぼでえさを探すトキも見られる。
新作は、世界最大の動物画作家協会AFC(カナダ)の会員しか出品できない動物画国際コンクールで入選した。西野さんは「世界の人にもトキ放鳥や千枚田を知ってほしい」と話す。
原画展は28日まで動物学習センターで開催。ほかのトキの作品や、いしかわ動物園の動物をモデルにしてナイトズーのポスターになった作品など計10点を展示している。入館料(840円、3歳以上中学生以下410円)が必要。(松村裕子)
