公開日時 2025年07月17日 05:00

兵庫と沖縄 先人の意志継ぎ 県人会80回大会 盛大に
沖縄県人会兵庫県本部定期大会幕開けの古典音楽斉唱=13日、尼崎市

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琉球新報朝刊

 【兵庫】沖縄県人会兵庫県本部(具志堅和男会長)の第80回記念定期大会が13日、尼崎市のあましんアルカイックホール・オクトで開かれ、約650人が参加してにぎわった。式典には沖縄県の池田竹州副知事、尼崎市の松本眞市長らが出席、ゲストには沖縄から民謡歌手の仲宗根創さんを迎えた。
 同本部は1946年尼崎で結成大会が開かれた。あいさつに立った具志堅会長は「県人会の先人たちは終戦直後、行き先のない人たちを支援し、米軍の圧政を知ると、平和憲法の下に帰ろうと復帰運動に取り組んだ。さらに願っていた形の復帰ではないと分かると、首相官邸や兵庫県庁の前でハンガーストライキを行い抗議した」と歴史に触れ「先人・先輩の意志を継いで今後もさまざまな行事に取り組んでいきたい」と述べた。
 松本市長は、大正時代からの阪神工業地帯と沖縄出身者の歴史を振り返り「県人会が大きな役割を果たして来られた。地元の首長としてしっかり理解していかなくてはならない」と話した。
 池田副知事は「沖縄の現状と未来について」と題して講演した。
 第2部の「会員のつどい」では県人会各支部推薦による琉球舞踊、音楽が披露された。第3部では仲宗根さんがミニ・ライブを行った。仲宗根さんは「センスル節」などで会場を沸かせ、尼崎を拠点に活動する「琉鼓會」は勇壮なエイサーを披露した。最後は、役員や会員が次々と舞台に上がりカチャーシーで締めくくった。(永峰眞名通信員)

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