大阪・守口市にある障害者の就労支援を行う事業所で、利用者への虐待や国の給付金の不正受給が確認されたとして、大阪府はこの事業所について利用者の新規の受け入れを半年間停止する行政処分を行いました。

行政処分を受けたのは、守口市の社会福祉法人「あしたの会」が運営する障害者の就労支援を行う事業所、「GOODY大日」です。

大阪府によりますと、この事業所では法人の役員が利用者の頭を手でつかんで揺さぶる虐待を行ったほか、その行為を当時の法人の代表などが把握した後も府や市に通報していなかったということです。

また、去年(2024年)10月からことし1月にかけて、利用者20人分の個別支援計画を作成していないにもかかわらず、作成した場合に受け取れる国の給付金、あわせて420万円余りを不正に受給していたことも確認されたとしています。

このため大阪府はこの事業所について、利用者の新規の受け入れを来月(8月)1日から半年間停止する行政処分を行いました。

また、不正受給が確認された給付金については今後、利用者が住む自治体がそれぞれ運営する法人に対して返還を求めることにしています。

府の聞き取りに対し、社会福祉法人「あしたの会」は「今後このような事態が発生しないよう、再発防止に努めていく」と話していたということです。