こんにちは、ぶんぽんです。6月24日(火)に開催された高知尾純さんのピアノリサイタル2025(主催:りゅうよしこ)に行きました。千葉市美浜文化ホールでの開催は、今回で3回目となります。いつも気さくで人当たりの良い高知尾さんのピアノリサイタルの様子をお伝えしたいと思います。
無駄が一切ない空間です。スタインウェイD274です。美しいですね。
美浜文化ホールには、「メインホール」と響きの良いシューボックス型の「音楽ホール」があり、今回は「音楽ホール」で行われました。白い壁で囲われた152席のホールはとても居心地が良く音響が良い作りとなっています。この舞台にただ一つ、堂々と黒く美しいスタインウェイD274のピアノがあります。無駄なものが一切ないホールや舞台がとても美しく感じられました。
ダイナミックで迫力のある、力強い和音の演奏です。•プログラム
・〈ルイ=クロード・ダカン〉
かっこう
・〈ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト〉
ロンド ニ長調
・〈ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン〉
ピアノソナタ 第14番「月光」
・第1楽章
・第2楽章
・第3楽章
・〈フレデリック・フランソワ・ショパン〉
ノクターン第20番〈遺作〉
ポロネーズ第6番「英雄」
・〈セルゲイ・ラフマニノフ〉
10の前奏曲
・第2番 変ロ長調
・第5番 ト短調
・〈セルゲイ・プロコフィエフ〉
トッカータ 二短調
・〈ジョージ・ガーシュウィン〉
名曲メドレー
・コンサート全体の印象
いつも気さくな高知尾さんが少し緊張した面持ちで挨拶をして、ピアノリサイタルは始まりました。挨拶の中で、3回もここでリサイタルをしてしまって「独占禁止法」に触れないかと、面白おかしく謙遜して話されます。お客様の心をつかむのはピアノの実力だけではなく、そんなお話ができるお人柄だからだということがよく分かります。観客席のファンがどっと笑う、アンコールの笛も飛び交う、拍手も鳴りやまない、そんな和気あいあいとしたピアノリサイタル。
MCでは、笑顔や笑い声が絶えません。楽しいひと時です。
クラシックコンサートでこの盛り上がり、アットホームな感じはなかなかないのではないかと思います。「私、高知尾さんのピアノが好きなのよ…」というファンの会話も耳に入ってきます。
・曲を聴いて
ベートーヴェンのピアノソナタ 第14番「月光」第3楽章
和音の迫力と演奏のスピードがとても聴きごたえがありました。力強い和音を響かせる迫力のあるロックなピアノは、高知尾さんが若い時によく弾いていたと話されていて、その頃の努力がこの部分に表れているのかと感動してしまいました。力がないと弾き続けられない、キレのある和音に魅せられます。たくさんの良い音を浴びられてとても満足でした。
ショパンのポロネーズ第6番「英雄」
チョコレート好きのショパンは、きっとスイーツ男子だったであろうと、高知尾さんは明るく話します。ショパンが急に身近に感じられて嬉しくなります。明るい旋律のショパンの曲を、美しく奏でる高知尾さんの演奏がとても素晴らしかったです。
・高知尾さんのこれから
「こんな僕でも、今回のピアノリサイタルをやろうと決めたら実現することができました。人は学歴ではなく、やろうと思った時こそ成長できる時だと思います」と話す高知尾さん。ピアノだけではなく何に対しても通ずるその言葉や想いが、今の自分だけでなく、たくさんの観客をひきつけるのでしょう。
貴重なリハーサルシーンの写真です。この写真をみていると、音も聞こえてきたらよいのに…、と思ってしまいます。
ピアノの演奏に人柄が出るとすれば、彼のピアノに表れているのは音楽に対して真面目に対峙してきたその姿ではないでしょうか。そして、真剣でいながら音楽や人生を楽しむ余裕も持ち合わせている高知尾さんは、どんな曲も周りから包み込むように、率直に表現できるのかもしれません。
今後の彼がどのように歳を重ねていくのか、ピアノの曲を通してどう表されていくのかをまた聴きに行きたいと思いました。私や多くのファンにとっても、高知尾さんのこれからの姿とピアノの演奏がとても楽しみです。
高知尾 純
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高知尾 純 今後の予定
●レインボーミュージカル発表会
日時:7月21日(月) 12:30 開場 13:00 開演
場所:小松川区民館 ホール
東京都江戸川区平井4丁目1番1号
入場無料
●りゅうよしこ 声楽リサイタル
日時:9月17日(水) 13:30 開場 14:00 開演
場所:千葉市美浜文化ホール 音楽ホール
〒261-0011 千葉市美浜区真砂5-15-2
TEL:043-270-5619
入場料 :2,500円(全席自由 )
