2025年6月27日 9:01

アドベンチャーワールドの入場ゲート(27日午前9時ごろ)
和歌山県白浜町のアドベンチャーワールドでは、27日、中国に返還されるジャイアントパンダ4頭の最後の観覧日を迎えました。パンダの姿を一目見ようと大勢の人が訪れ、園は急遽、開園時間を1時間前倒しして午前9時にオープンしました。
アドベンチャーワールドのジャイアントパンダ4頭「良浜」「結浜」「彩浜」「楓浜」は、日本と中国の「ジャイアントパンダ保護共同プロジェクト」の契約期間が8月に満了することに伴い、28日に中国に返還されます。
パンダの姿が見られるのは最後となる27日、アドベンチャーワールドは開園時間を1時間前倒し、午前9時にオープンしました。
開園と同時に早朝から並んでいたファンらが一斉に園内に入り、来場者にはパンダへのメッセージが書かれた“旗”が配られたほか、園内には「ありがとう」の文字が並び、“お見送りムード”一色となっています。
中国への出発を前に、パンダの健康状態を確認する「検疫」の期間に入っているため、ガラス越しでの公開となっていますが、最後の姿を一目見ようと、多くのファンが駆けつけ、施設の前には開園直後からは行列ができています。
家族とともに来場した女性は、「高校の時から30年通っていた。パンダは家族みたいな存在」と惜しみました。また、大阪から来た男性は、「(最後の姿を)目に焼き付け、写真に残します。中国ではゆっくり平穏に過ごしてほしい」と話しました。
午後4時からは、見送りのイベント(事前予約制)が開かれ、その様子は、園の公式ユーチューブでも配信される予定です。
28日に4頭のパンダは日本から中国に向かう予定で、アドベンチャーワールドのパンダが帰国すると、国内でパンダが見られるのは東京の上野動物園だけになります。
最終更新日:2025年6月27日 10:19
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