5月、薩摩川内市で住宅1棟が全焼した火事で、近隣住民の避難の手助けなどをした男子高校生に消防から感謝状が贈られました。高校生の迅速な行動により、ケガ人はいませんでした。

 感謝状が贈られたのは鹿児島高校3年の藤田 幸輝さん17歳です。

 藤田さんは5月15日の夜、帰宅しようと薩摩川内市平佐町を自転車で走っていたところ、黒煙があがっている住宅を発見しました。

(鹿児島高校3年・藤田幸輝さん)
「最初家の中が明るいなと思って、それが炎で、音を聞いてみたらバチバチ音がなっていて、もうやばいと思って」

 藤田さんは火元の隣の住宅に駆け込み、119番通報を依頼。また、近隣住民たちにも火災の発生を知らせ避難を呼びかけました。

(鹿児島高校3年・藤田幸輝さん)
「やばいなと思いながら自分の気持ちに任せようと。どんどん燃えていって、家の屋根が無くなっていた」

 現場は住宅が密集している場所。火元の住宅は全焼しましたが、藤田さんの迅速な対応により、ほかの住宅への延焼はなく、ケガ人もいませんでした。

(鹿児島高校3年・藤田幸輝さん)
「勇気になった。もっと素早く出来るように練習、避難訓練をしっかりやっていきたい」

(薩摩川内市消防局中央消防署・濵田浩署長)
「非常に頼もしく思った。 時としてそういうことが近くで起きるので、すぐに119番が思い浮かぶように常々、万が一の際は対応していただければ」

 薩摩川内市消防局が高校生を表彰したのは初めてだということです。

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