トランプ米大統領が、パキスタン軍トップと会談する予定だ。米国はイスラエルの対イラン攻撃を支援するか検討しているところで、パキスタンはイランと近い関係にある。

  大統領の公務予定によると、トランプ氏は米東部時間午後1時にホワイトハウスのワシントンで、パキスタンのムニール元帥と昼食会を開く。トランプ氏が2期目の政権を発足させてから、パキスタンの高官と会談するのはこれが初めて。

  パキスタン軍および政府は、トランプ氏との会合を確認していない。両国のこうした会談は異例。これに先立ちパキスタンはイランと接触し、対話の希望と紛争の仲介役を買って出る可能性を示唆していた。

  トランプ氏は17日、ホワイトハウスの国家安全保障チームと1時間以上にわたり会合し、米国がイスラエルの対イラン攻撃に加わる瀬戸際にあるとの臆測が新たに広がった。イスラエル単独では困難とされるイランの核開発計画の完全な破壊に、米国の兵器が重要な役割を果たすと見られている。

  パキスタンのダール外相は16日、イスラエルがこれ以上の攻撃を控えるならイランは交渉に戻る意思があると、イラン外相との直接のやり取りを引用しつつ語った。「われわれの意図は常に、米国とイランの交渉がうまく行くようにすることだった」とダール氏は議会で述べた。

  パキスタンのメディアによると、ムニール元帥はまた、訪米中にルビオ国務長官やヘグセス国防長官とも会談する。

  また、パキスタンのシャリフ首相は先週末、イラン大統領と会話したことを明らかにし、「イスラエルのいわれなき侵略に直面するイランの兄弟たちへ、パキスタンの揺るぎない連帯を表明する」とソーシャルメディアに投稿した。

Raisi-Asim Munir meeting in Tehran

パキスタンの軍トップ、ムニール元帥

Photographer: Iranian Presidency/Anadolu Agency/Getty Images

原題:Pakistan’s Army Chief Set to Meet Trump Amid Iran Tensions(抜粋)

Share.