6月9日未明に熊本県宇城市のコンビニエンスストアで発生した強盗事件で、逃走を続ける犯人が差してきたとみられる傘が現場に残っていたことが、捜査関係者への取材で分かりました。
【写真を見る】【独自】コンビニ強盗 傘を忘れて逃げたか 現場の傘立てからビニール傘を押収 熊本県宇城市
■現場の「傘立て」で発見
この事件は、9日午前3時ごろ、宇城市松橋町の「ファミリーマート松橋曲野店」で、50代くらいの男とみられる人物が店員に刃物を突き付け、現金約10万円を奪って逃走したものです。
犯人の特定には至っていませんが、その後の警察への取材で、犯人は傘を差して店を訪れ、犯行後にそれを残して逃走していたことが分かりました。
捜査関係者によりますと、現場の傘立てには透明のビニール傘が残っていたということです。
警察は9日に傘立ての周辺を調べ、傘3本のうち1本を押収していました。
■「早く捕まって」小学校はすべて休校に
事件当日は宇城市内すべての小中学校が休校となり、翌10日に授業を再開しました。現場近くの小学校では、保護者が集団登校に付き添ったり、車で送ってきたりしていました。
松橋小学校 岡村誠也校長「早く捕まって、子どもたちが安心して学校生活が送れるようになってほしい」
宇城市の末松直洋(すえまつ なおひろ)市長は、10日午前に開いた定例記者会見で、小中学校の休校について「子どもの安心安全を守るためだった」と述べました。
宇城市 末松直洋市長「宇城市内に限って起こる事件ではないが、宇城市で起こったことは非常に残念」
市の教育委員会によりますと、市内すべての小中学校に聞き取りをしたところ、犯人や不審者の目撃に関する報告はなかったということです。
市では今後、防犯体制の強化に取り組む方針です。
末松市長「コンビニに限らず、防犯体制をしっかりやっていかなければならない」
熊本放送
