
1月29日、ニュージーランド(NZ)準備銀行(中央銀行)のチーフエコノミスト、ポール・コンウェイ氏は、コロナ禍に関連した混乱が収まりインフレが鈍化する中、将来的に金融システムに衝撃がなければ、政策金利は中立水準に向けて低下するとの見方を示した。写真は同行の入り口。ニュージーランドのウェリントンで2016年3月撮影(2025 ロイター/Rebecca Howard)
[ウェリントン 29日 ロイター] – ニュージーランド(NZ)準備銀行(中央銀行)のチーフエコノミスト、ポール・コンウェイ氏は29日、コロナ禍に関連した混乱が収まりインフレが鈍化する中、将来的に金融システムに衝撃がなければ、政策金利は中立水準に向けて低下するとの見方を示した。
講演で、政策金利の現行水準4.25%は中銀が長期的な中立水準と推定する2.5─3.5%に対してなお制約的だと指摘した。
「先行き不透明感を考慮すると、われわれが推定する中立水準に(金利が)近づくにつれ、慎重になる必要がある」とも述べた。
NZ中銀は昨年8月以降、計125ベーシスポイント(bp)の利下げを実施した。昨年11月には、来月の会合で50bpの追加利下げを行う見通しを示している。
コンウェイ氏は「国内の価格設定方針の落ち着きや最近のインフレ期待低下は、いくらかの追加緩和に道を開く一助になる」と述べた。
また、中銀は国内のインフレ圧力が今年を通じて和らぎ、利下げの影響が経済活動に波及するにつれ、今後2年で経済成長が上向くと確信していると言明。
同時に「今後数年は移民流入減少と生産性の伸び悩みで潜在成長は緩やかになる可能性が高い」とも述べた。
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