去年、一部の物質が有害とされる「PFAS」が国の目標値を超えて検出された和歌山市の2地点の追加調査で、このうち1地点の周辺で再び目標値を超えて「PFAS」が検出されました。
市は、井戸水を利用している家庭などに、飲み水として利用しないよう呼びかけています。
有機フッ素化合物の「PFAS」のうち、「PFOS」と「PFOA」の2つの物質は有害性が指摘されていて、国は「健康に悪影響が生じないと考えられる水準」として、2つの物質の合計を1リットルあたり50ナノグラムとする暫定目標値を設定しています。
これについて和歌山市は、市内の30地点の地下水を6地点ずつ順番に調査していて、今回、ことし1月に調査した6地点では、いずれも国の暫定目標値を超えて検出されなかったということです。
一方、市は、去年11月の調査で国の暫定目標値を超えて検出された▽有功地区の園部と▽四箇郷地区の加納の周辺で、それぞれ4地点ずつ追加の調査を行いました。
その結果、▼園部の周辺4地点では、国の暫定目標値を超えて検出されなかった一方、▼加納の周辺では、4地点のうち2地点で、国の暫定目標値を超えて検出されたということです。
このため和歌山市は、今回の追加調査でPFASが検出された2地点についても半径500メートルの範囲で、井戸水を利用している家庭や事業者に対し、飲み水として利用しないよう呼びかけています。
