山梨県が富士山登山鉄道に代わって推進している富士トラム構想について、県は5日、整備費用が618億円に上るとした試算結果を公表しました。
【写真を見る】「富士トラム」整備費用は618億円 前の登山鉄道構想の半分以下 県が試算を公表
当初の登山鉄道構想の半分以下となり、ほかの交通機関よりも優位性が高いと結論付けています。
県は富士山の来訪者管理を目的に、富士山登山鉄道構想を打ち出していましたが、去年11月に鉄のレールを使わずゴムタイヤで走行する富士トラム構想に方針を転換しました。
こうした中、県はきょう外部に委託していた調査結果を公表しました。
調査は富士トラムや登山鉄道で検討していた次世代型路面電車=LRT、電気バスを対象に経費などを比較したもので、富士トラムの整備費用は618億円になるとし、登山鉄道の想定より700億円以上経費を削減できるとしました。
その上で、電気バスに比べ輸送力が高く緊急時に双方向運転が可能なことなどから、富士トラムが最も優位な交通機関だと結論付けました。
長崎知事
「まずは引き続き関係者の皆さんの理解をいただく作業が一つ。実物を多くの皆さんにご覧いただく機会をできるだけ早くつくりたいが、ある程度見通しが立ったところで、ご報告をさせていただきたい」
一方、トラムの動力には一部に水素を活用するため、年間の維持コストについては、従来の登山鉄道より高額になるとしました。
