Free岩手県、3度目の「環境債」発行へ 7月、前回と同額50億円



2025年5月30日 17:11






「グリーン・ブルーボンド」の発行について説明する達増拓也岩手県知事=30日、県庁


「グリーン・ブルーボンド」の発行について説明する達増拓也岩手県知事=30日、県庁



岩手県は30日、環境問題の解決や海洋保全のための事業資金調達に向けた環境債「グリーン・ブルーボンド」を7月に発行する意向を明らかにした。発行は昨年7月に続き3度目で、発行額は前回と同額の50億円。利率など諸条件は7月に決まる予定。今回の調達資金については、大船渡市で発生した山林火災に関し、現地の治山・砂防事業にも充当する方針だ。

 グリーン・ブルーボンドは市場公募債で、市町村や企業といった法人の機関投資家向けに発行する。一般の地方債よりもやや低い水準の利率で発行できることが想定され、県も有利に資金を調達できるメリットを見込む。5年満期一括償還方式を採用、購入単位は1千万円。大和証券と野村証券、SMBC日興証券が取り扱う。

 県は前回の発行で調達した資金を、県内の信号機の発光ダイオード(LED)化や水産高校の実習船の新造、藻場の造成などの事業費に充てた。

 達増拓也知事は30日の定例会見で「県内外の多くの投資家に、本県の政策理念や取り組みに共感してもらい、グリーン・ブルーボンドの購入を通じて支援してほしい」と呼びかけた。

 







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