ことしの「春の褒章」の受章者が発表され、道内からは25人が受章することになりました。

道内で「春の褒章」を受章するのはボランティア活動で功績のあった人に贈られる「緑綬褒章」が1人、長年にわたってその道ひと筋に打ち込んできた人に贈られる「黄綬褒章」が4人、芸術や文化、スポーツ、学術研究の分野で功績のあった人に贈られる「紫綬褒章」が1人、公共の仕事で顕著な功績があった人に贈られる「藍綬褒章」が19人です。

このうち「黄綬褒章」を受章する栗原康さん(68)は、小樽市内で大正3年から110年余り続くかまぼこ店の3代目の社長を務めています。

42年前に社長に就任して以来、魚本来のおいしさや弾力を生かした高品質なかまぼこ作りに取り組んできました。

価格の上昇と加工が大変なことで使われることが少なくなった宗八カレイのかまぼこにこだわり、品評会で最高賞を受賞したほか、新商品の開発にも積極的に取り組み、なかでもイタリア料理をヒントにバジルやにんにく、パセリを練り込んだすり身をパンでくるんで揚げた商品が人気を集めています。

栗原さんは「かまぼこ業界に対する貢献が評価されたと思うとうれしいです。何十年もかけて改良を積み重ねることで理想のかまぼこに近づけることができたので、これからも絶妙な食感にこだわって作っていきたいです」と話していました。

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